ガレージ防犯センサーで愛車と家族を守る！　

近年、悪質な車両盗難やガレージへの侵入被害が深刻化しています。そんな不安を解消し、大切な愛車と家族を守るために、ガレージ防犯センサーの導入をおすすめします。

本記事では、防犯設備士の資格（第98-4619号）を持つ無線チャイム専門店の責任者が、設置が簡単で防犯効果が高い無線タイプの人感センサーの選び方と設置方法を詳しく解説します。さらに、おすすめ商品も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

防犯センサーとは

チャイムとの組み合わせ

【組み合わせ例】
センサーが反応するとガレージの近くのフラッシュチャイムで音や光で犯人を威嚇し、同時に室内の受信チャイムで侵入があったことを通知できます。

人の動きを感知する「人感センサー」と、ガレージで音と光で威嚇する「フラッシュチャイム」と室内でお知らせする「受信チャイム」を組み合わせて利用します。

受信カメラと組み合わせ

【組み合わせ例】
センサーが反応すると受信カメラで動画や写真を撮影します。同時に複数のカメラで撮影することもできます。

「人感センサー」と「受信カメラ」を組み合わせて利用します。

威嚇・監視・撮影を同時にする場合

人の動きを感知する「人感センサー」と、ガレージで音と光で威嚇する「フラッシュチャイム」と室内でお知らせする「受信チャイム」と動画や写真を撮影する「受信カメラ」を組み合わせて利用します。

人感センサー

人感センサーは人や車の動きに反応します。

ガレージの出入り口、ガレージの周辺など、侵入者が通った時に反応させたい場所にセンサーを設置します。センサーは何台でも設置可能です。

チャイム

センサーが反応した時に、音や光で通知したい場所にチャイムを設置します。チャイムは何台でも設置可能です。

チャイムは用途に合わせて3種類から選べ、自由に組み合わせて利用できます。

チャイム

センサーが反応した時に、動画または写真を撮影します。動画なら15秒間、写真なら1秒間に3枚撮影します。

受信カメラを増やせば、同時にいろんな場所を撮れるので、見逃しがありません。

無線で便利

無線（ワイヤレス）なので、配線工事は不要です。

無線の距離は屋外見通し180メートル、屋内90メートルで一般的な家屋で安心してご利用いただけます。電波が届かない場合は、中継機を追加して延長できます。
（受信カメラの無線の距離は屋外見通し100メートル、屋内50メートルです。）

無線なのでチャイムの移動も簡単、家じゅうどこでも通知できます。

防犯センサーのメリット・デメリット

設置が簡単

配線工事が不要で、誰でも簡単に設置できます。

人感センサーは、付属の両面テープ、ネジ、磁石で固定できます。結束バンドやベルトを利用すれば柱に固定できます。

チャイムは台や棚に置くだけ、壁面に固定しての利用ができます。

場所を選ばない

人感センサー、チャイム、カメラは電池で動くので、電源の無い場所で利用できます。

人感センサー、チャイム、カメラに電源アダプタ（別売）を追加すれば、コンセントでも利用できます

人感センサー・フラッシュチャイム、LEDライトは、雨のかかる屋外でも利用できます。カメラは屋外軒下で利用できます。

拡張性が高い

センサー、チャイム、カメラを簡単に追加できます。

タイプの違うチャイムを組み合わせて利用できます。

組み合わせや台数は自由、あとから何台でも追加できます。

高機能でリーズナブル

チャイム音は64種類から選べ、音量調整が8段階で設定できます。

センサーとチャイムは2電源（電池・コンセント）に対応し、無線距離も屋外最大180メートルで、中継機の利用で延長が可能です。

カメラは動画または写真を撮影でき、動画なら15秒間、写真なら1秒間に3枚撮影します。撮影後にセンサーが反応すれば、撮影を再開します。

自分で簡単に設置できるので工事代不要、商品代金のみで利用できます。

防犯効果が高い

侵入があると、チャイム音やチャイム、アラームで犯人を威嚇できます。

さらに室内ですぐに侵入を知ることができ対応できます。

カメラを設置することで、不審な人物や行動を記録し、証拠として残すことができます。

導入コストが低く、防犯効果が高く、すぐに始められるのでコストパフォマンスに優れたおすすめの防犯対策です。

無線式人感センサーのデメリット

無線の範囲内でしか使えない

通知や威嚇は無線の届く範囲内に限られます。スマートホンや遠隔地への連絡はできません。

無線の距離の目安は見通しで、屋外180メートル、屋内90メートルです。中継機を利用すれば延長ができます。

マンションでの利用は難しい

マンションの駐車場は共有部分なので、許可がないと人感センサーやチャイムを設置できません。駐車場から部屋までの距離が長い場合や、3階以上の住居に電波は届きません。

不在時は威嚇と撮影のみ

防犯センサーは、在宅時は侵入者をリアルタイムで検知し、無線で住居内に通知できます。しかし、不在時には住居以外の場所に通知できないため、威嚇効果のみとなります。

不在時でもカメラを利用すれば、不審な人物や行動を記録し、証拠として残すことができます。

警察庁のデータによると、盗難が発生した時間帯は、22～9時の深夜～朝の時間帯が最も多く発生してます。

履歴を残せない

センサーの反応を履歴で残すことはできません。

受信カメラを利用すれば、撮影時間がわかります。（録画した画面場には表示されません）

近所迷惑になる場合がある

ガレージや庭で大音量のアラーム音を鳴らすと、近所迷惑になる場合があります。その場合、近隣の人に理解を得る必要があります。

誤作動の可能性がある

人感センサーは、小動物、木や植物のゆれ、近くを通る人や車に反応する場合があります。

人感センサーの感知範囲を調整することで誤動作の可能性はなくなります。設置場所、角度、感度調整で改善できます。

自分に反応する

自分や家族のガレージの出入り、マイカーの入出庫でも反応します。

必要な時だけ、夜間だけに監視する場合は電源ボタンのオンオフで対応できます。

電源ボタンは、人感センサー、チャイムのどちらにもあります。

防犯センサーの商品内容

人感センサー

＼人感センサー ／

受信チャイム

＼人感センサー＆受信チャイム ／

フラッシュチャイム

＼人感センサー＆フラッシュチャイム ／

LEDライト

＼人感センサー＆LEDライト ／

受信カメラ

＼人感センサー＆受信カメラ ／

電源アダプタ

人感センサーやチャイムをコンセント（100V）で利用する場合に追加、電池利用の場合は不要です。

中継機

電波が届かない場合に追加します。電池でもコンセントでも利用可能です。屋外軒下に設置できます。中継機は最大4台まで追加可能。

中継機を追加すれば、1台につき見通し最大で屋外100メートル、屋内50メートル延長ができます。

ガレージ防犯センサーの組み合わせ

基本情報

人感センサーとチャイム、ライト、カメラを組み合わせて利用します。利用できる台数は無制限で、タイプの違うチャイムを組み合わせて利用できます。

最低限必要な組み合わせ

人感センサー1台とチャイム1台で利用します。

複数場所を監視する場合

複数場所を監視する場合は、人感センサーを追加します。異なるチャイム音（64種類から選べます）を設定すれば、どのセンサーが反応したかを区別できます。

追加できる人感センサーの台数は無制限で、後から追加ができます。

【使用例】
ガレージの人感センサーが反応した場合はアラーム音、玄関はピンポン音に設定し、2階の部屋でどのセンサーが反応したか音で区別できます。

複数場所へ知らせたい場合

複数場所へ知らせたい場合は、チャイムを追加します。タイプの違うチャイムを組み合わせて利用できます。

追加できるチャイムの台数は無制限で、後から追加ができます。電波が届かない場合は、中継機を追加して延長できます。

【使用例】
フラッシュチャイムと受信チャイムを利用した場合、ガレージでは赤いフラッシュと音で威嚇、室内へは音と青色LEDの点滅で通知します。

威嚇・監視・撮影を同時にする場合

【使用例】
フラッシュチャイムと受信チャイムを利用した場合、ガレージでは赤いフラッシュと音で威嚇、室内へは音と青色LEDの点滅で通知します。さらに受信カメラで動画や写真を撮影します。

複数のカメラで撮影

受信カメラを追加して複数の場所から同時に撮影できます。死角をなくし、撮り逃しを防ぎます。追加できる台数は無制限（無線が届く範囲内）で、後から順次追加もできます。

組み合わせ自由

センサー、チャイム、カメラを何台でも利用できます。後から追加することもできます。

防犯センサーの設置と調整について

人感センサーは雨のかかる屋外に設置できます。電池で利用できるので、電源の無い場所に設置できます。オプションの電源アダプタを追加すれば、コンセント（100V）で使用できます。

設置場所

ガレージの入り口横、ガレージの上、門、庭、ガレージの周囲、家の周囲など、空き巣や自動車泥棒が侵入する経路に設置すると防犯効果が高くなります。

自分や家族の反応を減らしたい場合は、日常では通らないけど侵入される可能性がある経路に設置しましょう。

設置方法

人感センサーの調整方法

人感センサーの角度と感度調整で、感知範囲を調整できます。

付属のレンズカバーを利用すれば、感知範囲の広がりを調整できます。

センサーの感度

センサーを横切る方向に設置すると感度が上がり、センサーに向かう方向では感度が下がります。

進入方向が不明な場合は、複数の人感センサーを設置すれば、防犯効果が高まります。

不審者検知時の対処法

人感センサーが反応した時の対処法の一例です。実際に遭遇した際に迅速に対応できるよう、日頃から意識的に防犯対策を講じ、家族と情報や行動の指針を共有しておきましょう。

不審者を見かけたら、慌てずに冷静な行動を心がけましょう。下記の対処法を参考に、ご自身の安全を第一に行動してください。

安全優先

不審者を見かけたら、まずはご自身の安全を第一に考えてください。一人で行動せず、人通りの多い場所へ移動したり、助けを求めたりするなど、安全を確保できる行動を優先しましょう。

犯人を捕まえることは警察にまかせてください。危害を加えられる可能性があります。

声で威嚇

安全が確保できると判断した場合、不審者に対して大声で威嚇したり、周囲に注意を促したりするなどの方法で威嚇できます。具体的には、以下のような声掛けが有効です。

• 「警察に通報した、すぐに出ていけ！」
• 「誰か助けてください！」
• 「不審者です！通報してください！」
• 「ここは私の家です。立ち去ってください！」

このような声掛けをすることで、不審者を驚かせ、犯行を諦めさせる効果が期待できます。

現場の確認

安全を確保し、警察に通報する前に、現場の状況をできるだけ詳細に確認しておきましょう。不審者の特徴、服装、持ち物、移動方向などを記憶しておくと、警察への捜査に役立ちます。防犯カメラがある場合は、遠隔で画像を確認しましょう。

具体的には、以下の点に注意して確認しましょう。

• 不審者の人数
• 不審者の性別、年齢、体格
• 髪の色、髪型
• 服装の特徴
• 持ち物 (カバン、傘など)
• 顔の特徴 (メガネ、帽子など)
• 話し方
• 移動方向
• 車両の特徴 (ナンバープレートなど)

メモを取ったり、スマートフォンで写真を撮ったりしておくと良いでしょう。

警察に通報

不審者を確認したら、安全を確保したうえで、すぐに警察（110番）に通報しましょう。通報する際は、以下の情報を伝えましょう。

• 現在の場所、住所
• 自分の氏名と連絡先
• 状況 (不審者が何をしているのか)
• 発見した時間や経緯

証拠の撮影

安全が確保できる状況であれば、不審者や現場の様子を写真や動画で撮影しておきましょう。撮影した写真は、警察への捜査資料として提出できます。

ただし、撮影に夢中になって自分の安全を損なわないように注意しましょう。

家族の安全確保

人感センサーが反応した場合や不審者を見かけた場合は、家族の安全も確認しましょう。家族が自宅にいる場合は、すぐに家の中に避難させ、鍵をかけましょう。家族が外出している場合は、すぐに連絡を取り、安全を確認しましょう。

ガレージ防犯センサーのよくある質問

ガレージの防犯に、センサーは本当に効果があるの？

はい、センサーはガレージの防犯に確かに効果があります。防犯センサーは、すぐに簡単に安価にできるコストパフォーマンスの高いガレージの防犯対策です。

ただしセンサー単体では、不審者の侵入を完全に防ぐことはできません。しかし、他の防犯対策と組み合わせることで、効果的な防犯対策ができます。

ガレージの防犯対策については、こちらを参考にしてください。

あわせて読みたい

ガレージ防犯　犯罪手口や防犯対策の完全ガイド 大切な愛車や財産、そして家族の安全を守りたい、そんなあなたへ。近年、ガレージを狙った犯罪が巧妙化しており、被害は増加傾向にあります。 このブログ記事では、ガレ…

ガレージ防犯センサーは自分で設置できる？

このページで紹介する無線タイプの人感センサーは、DIY（Do It Yourself）初心者でも比較的簡単に設置できます。説明書に従って設置すれば、特別な工具や知識は必要ありません。

無線式なので、配線工事は不要です。

付属の両面テープやネジ、内臓の磁石で設置できます。結束バンドやベルトを利用して柱やパイプに設置もできます。

雨のかかる屋外にも設置できます。

QQベルでは購入後に設置で困った場合は、必ず利用できるまで電話でサポートいたします。

ガレージ防犯センサーの電池はどれくらい持つの？

人感センサーは単４アルカリ電池3本で利用でき、1日10回反応したとして、電池寿命は約2年です。

人感センサーとチャイムの両方で、人感センサーの電池切れ表示ランプがあります。

受信チャイムとフラッシュチャイムの電池寿命は1日10回の動作で6ヶ月、LEDライトは3ヶ月で、電池切れ表示ランプがあります。

受信カメラは1日10回の動作で、動画：約3ヶ月、写真：約6ヶ月です。

別売の電源アダプタを追加すれば、人感センサーやチャイムをコンセントで利用できるので、電池切れの心配はありません。

ガレージ防犯センサーは誤作動しない？

誤作動する可能性は少なからずあります。

ペットや動物の動き

ペットや動物の動きを感知して誤作動してしまうことがあります。

揺れるのもの

木の葉や植物、洗濯物、のぼりなど動くものに反応する場合があります。

近くの人や車

道路が近い場合、そこを通る人や車に反応する場合があります。

人感センサーの感知範囲を調整することで、誤動作を少なくできます。

自分や家族に反応しないようにできますか？

できません。

人感センサーの感知範囲内に、自分自身や家族、来客などが通った場合も反応します。

ガレージの入り口にセンサーを設置した場合は、マイカーの入出庫時にも反応します。

夜だけ動作することはできますか？

はい、可能です。

人感センサーやチャイムに電源スイッチがあるので、監視した時間だけ電源をオンにすることで対応できます。

ただし人感センサーの電源をオフにするときには、自分の動きにセンサーが反応します。

センサーをタイマーで利用することはできませんが、チャイムに電源アダプターを追加してタイマーを利用すれば、決められた時間のみ通知できます。

センサーやチャイムの電源をオフにしても設定した内容は保持されます。

利用にあたっての注意

複数の防犯対策と組み合わせ

防犯センサーだけで犯罪を防ぐことはできません。複数の対策を組み合わせた防犯対策をしてください。

ガレージの防犯対策については、こちらを参考にしてください。

安全を確保

犯罪に遭遇した場合、まずは自分や家族の安全の確保を第一優先にしてください。

決して犯人を捕まえることをしないでください。

日頃からできること

ガレージの構造や防犯設備に異常がないかどうか、定期的に点検しましょう。ガレージに鍵がある場合は、鍵は常に管理し、不要な複製を作らないように注意します。

キーレスエントリーキーやスマートキーは、電波を遮断するケースに保管してください。

近所の人と協力して、防犯に取り組むことで、より効果的な防犯対策を行えます。

定期的にメンテナンスをする

人感センサーが正しく反応するか？　チャイムは鳴るか？　電池切れはないか？　コンセントは抜けてないか？　など定期的な確認、テストをしてください。

家族全員で行う防犯対策

家族での防犯意識を高めてください。犯罪に遭遇した時のルール作りが大事です。

あくまで安全確保優先で防犯対策を考えてください。

自分に反応

人感センサーは、自分や家族、来客、マイカーの入出庫に反応します。人感センサーの取付位置の工夫や電源のオンオフである程度は調整できます。

面倒と思わず、油断せずに、警戒を継続してください。

周辺住民への配慮と理解

カーアラームや防犯アラームの誤作動や長時間の作動は、近隣住民にご迷惑をおかけする可能性があります。

カーアラームや防犯アラームを数日かけて何度も鳴らし、アラームを解除させてから犯行に及ぶプロ集団もいます。

周辺住民の方々のご理解とご協力をお願いいたします。

商品の購入

15時までのご注文は当日発送（日・祝を除く）します。最短で明日のお届けです。

センサーとチャイムを自由に組み合わせて利用でき、必要な個数だけ購入できます。オプションは必要な人だけ購入してください。

人感センサー

チャイム

カメラ

オプション

必要な人のみ追加するオプションです。

無線式人感センサーは、設置が簡単で場所を選ばないため、ガレージ防犯に最適です。この記事で紹介した情報を参考に、自分にぴったりの無線式人感センサーを選んで、安心・安全なカーライフを送りましょう。