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大切な愛車や財産、そして家族の安全を守りたい、そんなあなたへ。近年、ガレージを狙った犯罪が巧妙化しており、被害は増加傾向にあります。
このブログ記事では、ガレージ防犯の重要性を改めて認識し、具体的な対策について詳しく解説します。
「読む時間がない」「耳で聞く方が楽だ」という方のために、この記事の要点をまとめた音声ガイド(約15分)も用意しました。下のプレーヤーから、ぜひお聞きください。
このブログ記事を読めば、ガレージ防犯について必要な知識をすべて身につけ、愛車と大切な財産を守ることができます。ぜひ最後まで読んでお役に立ててください。
QQベルのおすすめ対策です。ぜひご一読ください。

自動車盗難の認知件数は、2003年の年間64,223件をピークに大幅に減少しました 。しかし、近年は下げ止まり、あるいは微増の傾向が見られます。警察庁の統計によると、2023年の自動車盗難認知件数は5,762件であり 、2022年の5,734件から微増しています 。2021年から2年連続での増加という報告もあり 、警戒が必要な状況です。
一方、一般社団法人日本損害保険協会の調査(保険金支払い事案に基づく)では、2024年の車両本体盗難は2,499件と報告されており、2022年の2,656件、2023年の2,597件と比較すると減少傾向を示しています 。
表: 自動車盗難関連件数の推移
| 年 | 警察庁 自動車盗難認知件数 | 日本損害保険協会 車両本体盗難支払件数 |
|---|---|---|
| 2022年 | 5,734件 | 2,656件 |
| 2023年 | 5,762件 | 2,597件 |
| 2024年 | 未発表 (本稿執筆時点) | 2,499件 |
出典: 警察庁「犯罪統計資料」、一般社団法人日本損害保険協会「自動車盗難事故実態調査」
自動車盗難は全国一律に発生しているわけではなく、特定の地域に集中する傾向が見られます。2023年の都道府県別自動車盗難認知件数では、千葉県が746件で最も多く、次いで愛知県(698件)、埼玉県(683件)、茨城県(615件)、神奈川県(461件)と続いています 。これら上位5府県で、全国の自動車盗難認知件数の55.6%を占めているとの分析もあります 。
表:自動車盗難認知件数上位都道府県 (2023年)
| 順位 | 都道府県名 | 認知件数 | 2022年順位 | 2022年件数 | 増減 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 千葉県 | 746件 | 3位 | 627件 | +119件 |
| 2位 | 愛知県 | 698件 | 1位 | 884件 | -186件 |
| 3位 | 埼玉県 | 683件 | 4位 | 606件 | +77件 |
| 4位 | 茨城県 | 615件 | 5位 | 587件 | +28件 |
| 5位 | 神奈川県 | 461件 | – | 276件 | +185件 |
出典: 警察庁「犯罪統計資料」を基に作成
これらの地域が上位を占める背景には、盗難車両の解体・不正輸出に関わる「ヤード」と呼ばれる施設の存在が指摘されています 。特に千葉県は全国のヤードの約4分の1が存在すると言われ、盗難から解体、輸出までのスピードが速いと考えられています 。また、これらの地域には国際的な貿易拠点となる大規模な港湾施設が存在することも多く、盗難車両が海外へ不正に持ち出されるルートになっている可能性が考えられます 。この地理的集中は、自動車盗難が単なる偶発的な犯罪ではなく、組織化された犯罪ネットワークによる計画的な犯行であることを強く示唆しています
自動車盗難がいつ発生しやすいかを知ることは、効果的な防犯対策を講じる上で重要です。2023年の警察庁のデータによると、自動車盗難の発生時間帯は、深夜から早朝(22時~翌9時)が58.4%と最も多くなっています 。一般社団法人日本損害保険協会の2022年の調査でも、同様に22時~9時の時間帯が57.1%を占めており、この時間帯が最も危険であると言えます 。人通りが少なく、暗闇に紛れて犯行に及びやすいためと考えられます。
しかしながら、日中(9時~17時)の発生も27.7%(2023年警察庁データ )または28.4%(2022年損保協会データ )と約3割を占めており、決して無視できません。この事実は、窃盗犯が人目を気にせず大胆に犯行に及んでいるか、あるいは短時間で盗難を完了できる高度な手口を用いている可能性を示唆しています。「夜間だけ気をつければ良い」という油断は禁物であり、時間帯を問わない警戒が必要です。特に日中は、商業施設やコインパーキングなど、自宅ガレージ以外の場所での駐車も増えるため、それぞれの場所に応じた対策が求められます。
表:自動車盗難の発生時間帯別割合 (2023年)
| 時間帯区分 | 構成比 |
|---|---|
| 深夜~朝(22時~翌9時) | 58.40% |
| 日中(9時~17時) | 27.70% |
| 夜間(17時~22時) | 7.70% |
| 不明 | 6.10% |
出典: 警察庁統計に基づく
盗難の多い自動車は次の通りです。
表:車両本体盗難 車名別ワーストランキング (2024年)
| 順位 | 車名(トヨタ) | 盗難件数 | 構成比 |
|---|---|---|---|
| 1位 | ランドクルーザー(プラド含む) | 688件 | 27.50% |
| 2位 | アルファード | 289件 | 11.60% |
| 3位 | プリウス | 235件 | 9.40% |
| 4位 | レクサス LX | 109件 | 4.40% |
| 5位 | レクサス RX | 89件 | 3.60% |
| 6位 | クラウン | 62件 | 2.50% |
| 7位 | ハイエース | 43件 | 1.70% |
| 8位 | ヴェルファイア | 38件 | 1.50% |
| 9位 | レクサス LS | 34件 | 1.40% |
| 10位 | ヴォクシー | 21件 | 0.80% |
出典: 一般社団法人日本損害保険協会「第26回自動車盗難事故実態調査結果」
表:車名別 車両本体盗難の状況 (2020年~2022年)

自動車本体の盗難被害は特定の車種に集中する傾向がある。
トヨタ「ランドクルーザー」「プリウス」「アルファード」「ハイエース」のほか、レクサス「LX」「RX」「LS」などが挙げられる。ランドクルーザーが自動車本体盗難全体に占める割合は、21年の13・6%から22年には16・9%と上昇している。アルファードも増加傾向にある。
https://www.aba-j.or.jp/info/industry/20733/
警視庁の生活安全企画課の調査によると、一般住宅の被害が一番多い。
自動車盗の発生場所については、「一般住宅」が最も多く、令和5年は全体の39.8パ
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/bouhan/car/2024jidoushatounan.pdf
ーセントと、約4割が一般住宅において盗難被害に遭っています。また、依然として
「駐車場」における発生も多く、令和5年は全体の26.0パーセントとなっています。
自動車やバイクの盗難、車上荒らし、いたずら、カーナビやナンバープレートの盗難を防ぎます。
工具、自転車、アウトドア用品、パーツの盗難を防ぎます。
不審者の侵入、放火、のぞきなどの犯罪を未然に防ぎます。
ガレージに関連する犯罪手口は、物理的な侵入だけでなく、ガレージドアオープナーのコードをクラッキングなどの技術的な手口も増加してます。
手口のハイテク化がすすみ、犯罪のプロ集団による車両盗難が増えており、しっかりとした防犯対策が必要です。
スマートキーから発信される微弱な電波を受信する特殊機器を利用し、車のロックを解除する手口。スマートキーを電波を遮断するケースに保管することで防げます。比較的古い手口。
バンパー部分などの外部から不正接続して車を盗む手口。CANとは自動車内部のコンピューター同士をつないだネットワークのひとつ。
特殊な装置を利用し、スマートキーのIDコードを読みとり盗む方法。IDコードが一致するのでイモビライザーは作動しない。
コードグラバーの進化版、特殊な装置で簡単にキーを複製する。通称ゲームボーイと呼ばれ、機器は400万~500万で取引されている。
イモビライザー(自動車盗難防止システム)の機能を無効化する装置、元々は自動車販売店や整備工場での作業のために開発された。
あたかも正規のレッカー業者であるかのように振る舞い、駐車中の車両を強引に運び去ってしまうのです。
ガレージの防犯を3つのポイントに分けて、具体的な対策と説明をご紹介します。
ガレージの防犯対策において、物理的な侵入阻止は最も基本的な対策です。
ガレージドアは、ガレージの最も大きな開口部であり、侵入経路としても狙われやすい場所です。
シャッター式のガレージドアは、上下に開閉するタイプで、バールなどでこじ開けにくく、防犯性が高い。
ガレージドアの標準錠に加えて、補助錠を追加する。
スチール製やアルミ製など、頑丈な材質で作られたガレージドアを選ぶ。木製や樹脂製のドアは、バールなどで容易に破られる可能性があります。
メリット
デメリット
ガレージには窓がある場合、窓も侵入経路となります。
防犯ガラスは、破られにくく、破られてもすぐに壊れない効果があります。
防犯フィルムは、窓ガラスが破られるのを遅らせ、侵入者を威嚇する効果があります。
侵入者を早期に発見し、威嚇や通知することで、被害を未然に防げます。
ガレージドアや窓に防犯センサーを設置することで、侵入を検知できます。センサーが感知すると、アラーム音で侵入者を威嚇したり、無線で住居内に通知します。
センサーを目立つ位置に設置することで、防犯対策をアピールし、盗難の対象から外させる効果もあります。
防犯センサーは、すぐに簡単に利用でき、導入費用もリーズナブルで、防犯効果が高い対策なのでおすすめです。

メリット
デメリット
防犯センサーは電池でもコンセントでも利用できます。雨のかかる屋外で利用ができ、無線が届かない場合は中継機で延長できます。
防犯カメラを設置することで、ガレージの様子を録画できます。録画映像は、犯人特定や証拠として役立ちます。
メリット
デメリット
注意:防犯カメラに細工をし、録画した画像が真っ白(真っ黒)になるような手口があります。
侵入者を感知して、ライトが点灯したり、点滅やフラッシュで威嚇できます。
注意:光だけの威嚇だと効果が高くありません。アラームやチャイム音が鳴るタイプが効果的です。
メリット
デメリット
警備会社に加入すれば、ガレージに侵入があった場合に、警備員が駆けつけ対応してくれます。不在の防犯に役立ちます。
メリット
デメリット
警備員の駆付けは25分以内という規則があります。犯行すぐに駆けつけられない場合、現場に到着したときにはすでに犯人に逃走されてる可能性があります。
侵入者を心理的に抑制することで、そもそもガレージをターゲットに選ばれないようにする。導入は比較的容易ですが、防犯効果は低めです。
万能な車両盗難対策はないので、複数の対策を組み合わせて、総合的な防犯対策をすることが重要です。
イモビライザーは、車両盗難防止のための電子的セキュリティシステムの一つです。このシステムは、車のエンジンが特定の認証キーによってのみ始動できるようにすることで、盗難を大幅に防げます。
イモビライザーは、現代の車両においては標準装備となっていることが多く、高度な技術により車両の安全性を大きく向上させています。
メリット
デメリット
近年犯罪手口がハイテク化し、イモビライザーを無効化する自動車盗難のプロ集団が増加してます。
ハンドルロックは、自動車のステアリングホイールに取り付けるロック装置です。この装置が装着されていると、ステアリングを動かせなくなり、車を運転することが困難になります。
バー型、U字型、盤面型など、様々な形状のハンドルロックがあります。
取り付けが簡単で、目に見える盗難防止対策としての威嚇効果があります。また、比較的安価で入手できます。
タイヤロック(ホイールロック、タイヤブーツ)は、車のタイヤに取り付けられるロック装置で、タイヤの回転を物理的に阻止します。
金属製のクランプが主流で、タイヤにかぶせてロックすることでタイヤの動きを制限し盗難から守ります。
タイヤを固定することで車の移動を防げるため、盗難を大幅に防止できます。ハンドルロックと同様に、その存在自体が強力な威嚇効果を持ちます。
メリット
デメリット
不正なドア開閉や窓の破壊など、不審な動きを検知した際に大きな音を発する装置です。この音は周囲に警告を発し、盗難を未然に防げます。
メリット
デメリット
車載の盗難防止アラームをわざと数日かけて何回も鳴らし、近所迷惑になるからとアラームを切らせて犯行に及ぶケースがあります。
GPSやその他の技術を使用して車両の位置をリアルタイムで追跡するシステムです。万が一盗難された場合には、このシステムを通じて車両の現在位置を特定し、警察に通報できます。
近年、キーレスエントリーシステムを利用した盗難が増加しています。キー信号を遠隔でキャッチし、それを利用して車を盗む手口です。キーを遠隔操作防止用のケースに入れるなどして、信号の不正利用を防ぐ対策が必要です。
窓ガラスに貼る特殊なフィルムで、ガラスが割られる際の破片の飛散を防ぎ、また割ること自体を困難にします。
ガレージ防犯対策の費用は、設置する防犯設備や業者によって大きく異なりますが、一般的には以下の通りです。
防犯センサー:1万円以下~2万円

防犯カメラ:2万円~10万円
センサーライト:1万円~3万円
警備システム:5万円~30万円
イモビライザー:3万円~5万円
ハンドルロック:1,000円~5,000円
ガレージドアのセキュリティ強化:100,000円~200,000円
はい、簡単な防犯対策なら自分で行えます。ただし、防犯設備の種類によっては、専門知識や技術が必要なものもあります。
自分でできるガレージ防犯対策
自分でできないガレージ防犯対策
業者に依頼するメリット
おすすめの防犯対策です。

はい、ガレージ防犯対策で補助金が出る場合があります。具体的な制度や内容は、自治体によって異なりますが、以下のようなものがあります。
防犯設備設置補助金
地域防犯活動支援補助金
その他の補助金制度
補助金制度を利用する際の注意点

「読む時間がない」「耳で聞く方が楽だ」という方のために、この記事の要点をまとめた音声ガイド(約15分)も用意しました。下のプレーヤーから、ぜひお聞きください。